久々の更新になります。
本日2月12日の日経平均は3日ぶりに大幅反発をしました。円安進行を受けて上昇した後に米国の政府機関の再閉鎖が回避される思惑から、前日比531円高となる20,864円となりました。

米国に比べて、だいぶ株価の回復が遅れていますが、再び21,000円をチャレンジする水準に戻しています。

レンジで収まっている日経平均

久々の急上昇ではありますが、日経平均は20,000円~21,000円のレンジ内で1か月間程推移していることがわかります。

<日経平均日足>
NK daily short

順調に上昇を続けているダウと対比をすると、いかに日経平均が調子が悪いかわかると思います。

<ダウ日足>
Dow short

果たして反発は本物か?

今回の反発を見るとどうしても21,000円越えが見えてきますし、アベノミクスのアホみたいに延々と上げ続ける相場を体験した投資家はどうしても上昇の恐怖がよぎります。しかしながら、同時にショート派にとって肝に銘ずる点は、日経平均は近年、異常にダマし上げが多いということです。

以下のチャートは、昨年の最高値更新後から、安値更新前に必ずダマし上げがあったことを示すものです。

nikkei longchart

このチャートを見ると、株価が反発したときに冷静になってショートポジションを積み増しているトレーダーは利益も積み増していることがわかります。しかしながら、下げの兆候を見てからショートポジションを増やしているとたちまち反発して焼かれていることがわかります。
ここから21,000円を超えてさらなる上昇をする場面もあるかもしれません。しかしながら、その時こそショートチャンスだと思います。

相場は荒れやすい展開へ

1月のFOMCでパウエルFRB議長が緩和的政策を示唆したことにより、一時的にダウは上昇しています。しかしながら、ダウが上がれば、緩和的政策の蓋然性が下がり、逆に株価が暴落する原因となるはずです。株価が暴落すると、FRBが緩和的発言をして、再び株価が上がるでしょう。
実体経済が好調にもかかわらずFRBが市場の圧力に負け、緩和を示唆したことにより今後はこのような矛盾に満ちた相場展開にあるはずです。そして、緩和によって歴史的な高株価を享受している市場はまるでポン中のように暴落という「おねだり」をどこかでするはずです。

ダマし上げこそチャンスの時

最近の日経平均は暴落の前に必ずダマし上げがきていますし、どうもファンダメンタルからもダマし上げがくる状況です。日経平均暴落派にとっては分が悪い展開ですが、新規参入者にとってはチャンスでしょうし、既存の暴落派にとっても売り増しのチャンスだと思っています。

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