12月11日の日経平均は続落しました。
注目された日銀によるETFの買い支えが早速入りましたが、東証1部上場全銘柄で算出するTOPIXは年初来最安値を更新してしまいました。なお、日銀が買っているETFはTOPIX連動のものです(今年の7月までは日経平均連動だった。)。
日経平均は結果として前日比71円安の21,148円でザラバを終えました。

早速動き出したヘッジファンド
本日のTOPIXの値動きを見ると、明らかにヘッジファンドが出てきたような機械的な下げが午前中に支配しました。その後一時的に相場が盛り返していますが、恐らくこのタイミングで日銀がETF買入をしたのかと思われます。しかし、短時間のうちに下落し、ヘッジファンドに絶好の売り場を与えただけの結果となりました。

TOPIX



さて、本日の日銀のETF買入で早速6兆円の予算を超えました。


日銀は11日、通常のETFと「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」のETFを買い入れ、年初からの買い入れ額は計6兆678億円に達した。これまでの年間買い入れ額最高は2017年の5兆9033億円だった。
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は7月の方針の微調整は「6兆円の枠の話ではなくて、買いのタイミングをフレキシブルにするということ」だとした上で、1000億-4000億円程度なら約6兆円という文言の範囲内で超えることも可能だと分析。「誤解があるのは、勝手にあの金額自体を増やしたり減らしたりできると考えていること。夏ごろに出たステルステーパリング論は都市伝説」だと付け加えた。

12月の残り営業日は12日

早速6兆円の枠を678億円程超えたわけですが、上述の記事によると4000億円程度まで約6兆円の範囲内とのことですが、仮にそうだとしてもETF買入はあと5回が限度です。個人的な感覚では、約という場合にはその単位の25%ぐらいがぎりぎりのラインだと思います。例えば待ち合わせをしていて、約1時間後と言われて、待てる限界が15分ぐらいだと思います。1時間30分後に来たら皆さん嫌でしょう?
いずれにしても、日銀がどう文理解釈をしたところでETF買入資金の枯渇は避けれません。そして、このチャンスをヘッジファンドが逃すわけがありません。

財務省とヘッジファンドのドル円の戦いを思い出す

本日の値動きをみて、75円78銭まで下落したドル円相場の攻防を思い出しました。
当時、国際世論から非難されていた為替介入を執拗に行う財務省に対して、ヘッジファンドは介入ラインを試しては、財務省の為替介入を誘い、高値からショートポジションを積み重ね、ずるずると値を下げていきました。財務省はヘッジファンドの餌食となり、莫大なる利益を献上しました。
今回の相場もひょっとしたら同じ展開になるかもしれません。
ちなみに私の予想では、役人は自分の頭で判断をして責任をとるということができませんので、あと1~2回ETF買入をして年内のETF買入は終了だと思っています。その間に世界的危機が起きれば、日経平均の下落や物価目標の未達を外部的要因のせいにして終わりでしょう。
いずれのシナリオにおいても、日銀は敗北ですし、株価の下落は避けられないと考えます。

そして重要なことは以下のエントリーで述べた通り、重要な政治イベントが今後ありませんので、日銀やGPIF、郵貯、農中、その他の年金ファンドを総称した「おまる」が頑張る必要が無いということです。どちらに転んでも日銀は既に死んでいる

例え日銀が4000億円追加でETF買入を行ったとしても、ヘッジファンドがより有利な価額でショートポジションが積み立てられるだけです。
仮に日銀がビビッてETF買入をやめれば、ヘッジファンドは安心してショートをしまくるだけです。
年末にかけて、かなり大規模な大暴落が起きて、個人投資家が深い傷を負うような展開が現実味を帯びています。

わかりやすいボーナス相場!

こんなわかりやすい形で暴落が迫ってくるとは正直考えていませんでした。
なお、暴落相場は多くの人間が資産を失う場でありますが、資産形成の唯一のチャンスであることは以下のエントリーで述べたとおりです。
日経平均の空売りをするための口座を持っていない方は、以下のXM Tradingの口座開設をお勧めします。
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